原料倉庫

  • 原料倉庫には、チョコレートの材料となるカカオマスや砂糖、全粉乳などが全国から集められ、保管されます。また、包装などに使う資材も同様に保管されます。
  • 入庫した時点で、これらの材料や資材に個別のバーコードを貼り、管理します。
  • 作るチョコレートの配合に合わせて、コンピュータの指示に従い原料を計量します。計量した原料にも専用のバーコードを貼ります。

原料混合

  • 原料混合とは、砂糖や全粉乳などの粉末原料を、カカオマスやココアバターと混合し、生地の状態にする工程です。
  • コンピュータの指示通りに、原料のバーコードを1つ1つバーコードリーダーで読み取り、ニーダーという機械に原料を投入、混合します。

微粒化

  • 微粒化とは、生地の状態になった原料を5段ロールリファイナーという機械で磨りつぶし、微粉末にする工程です。
  • 作るチョコレートに合わせて機械の条件を設定し、最適な微粉末を作ります。原料を磨りつぶすことで、チョコレート特有の滑らかな舌触りが実現できます。

精練

  • 精練とは、微粉末となった原料にココアバターを加えて、熱を加えながらコンチェという機械で強く練り合わせる工程です。チョコレートの風味を豊かにし、口当たりが滑らかになります。
  • 加えるココアバターの量や混合時間を調製し、そのチョコレートが最もおいしくなるように設定します。

調温

  • 調温とは、チョコレートをしっかり固めるため、オートテンパーという機械で温度を調整しながら、かき混ぜる工程です。チョコレートに最適な油脂の結晶を作り上げます。

成形

  • 成形とは、温調が終わったチョコレートを用途に応じた形に固める工程です。成型する機械によって、それぞれ特徴のあるチョコレートができます。
  • モールド成形は、溶けているチョコレートを型に流し入れ、冷却して固める成型方法です。型の形次第でバラエティ豊かな形のチョコレートが作れます。
  • チップ成形は、溶けているチョコレートをベルトコンベアへ粒状に落とし、そのまま固める成型方法です。落とす量を変えることで、いろいろな大きさのチョコレートが作れます。
  • カット成形は、溶けているチョコレートをベルトコンベア全体に流し、固まった後にカットする成型方法です。カットサイズを変えることで、板状から棒状まで様々な形状のチョコレートが作れます。
  • レボルパン成形は、レボルビングパンという回転釜で、ナッツなどの素材に溶けているチョコレートを吹きかけて、球状にする成型方法です。中心となる素材を変えることで、多様なタイプのチョコレートが作れます。

包装

  • 包装とは、それぞれのチョコレートに適した形態に梱包する工程です。包装された製品は製品バーコードを付けて管理します。
  • 業務用の包装では、ピロー包装や、バルク充填、整列包装など、その製品の特性や使用に適した包装を行います。
  • 一般用の包装では、商品コンセプトに合ったパッケージができるように、様々な包装機を駆使して付加価値の高い菓子製品を生産します。

製品倉庫

  • 製品倉庫では、製品を一定期間保管します。保管によって、チョコレートの油脂の結晶は安定化し、口に入れたときにすっと溶けるチョコレートになります。製品倉庫はチョコレートに最適な状態を保つため、年間を通して温度、湿度を一定にしています。
  • 出荷時には携帯端末で製品のバーコードを読み取って確認します。製品の検査が終了していない場合や、送り先の違う製品は出荷できません。